主人公を選んでチュートリアルを進めると、いよいよパーティを自由に組めるようになります。
パーティを育てるのに必要な強化丹などのアイテムは、序盤こそ必要数も少なく入手も簡単です。
しかし、徐々に必要数集めるのに時間がかかるようになるので、できるだけ無駄遣いは控えたいところ。
本格的に育て始める前に、最終的なパーティ像を決めておくことをオススメします。
なぜなら…
- 従者の強化・突破・覚醒で使ったアイテムは戻ってこない(リセット不可)
- 育てた従者のレベルや突破数、覚醒数は交代する従者に引き継がれない
さらに、いずれ詳しく説明しますが、装備や宝石も従者のスキルや役割に合わせて選択・強化します。
パーティ像が固まっていないまま装備強化や宝石合成(レベル上げ)をすると、従者を交代したときに能力が充分に発揮できないこともあるのです。
なぜなら…
- 装備の種類を替えてもレベルを引き継ぐ
- 装備は部位によって上がるステータスが異なる
- 宝石は合成したら戻せない
従者ガチャで目当ての従者が当たるまで、一時的に他の従者を使うかもしれません。装備や宝石の強化が無駄になるとは言いませんが、いざ本命の従者と入れ替えたときに必要な強化がされた装備や宝石が揃っていた方が楽です。
パーティ構成の決め方
「でも、パーティ構成ってどう決めるの?」
あくまで可夢偉のやり方ですが、以下のように決めています。
- 主人公と従者の特性とスキルを把握する
- 主軸を決める
- 攻撃役、防御役、サポート役の配分を決める
- 主軸以外の従者を決める
- 布陣を決める
- 行動順を決める
これから順に説明していきます。
1. 主人公と従者の特性とスキルを把握する
「主人公の職はどれが強い?」
「強い従者はどれ?」
よく目にする質問です。
どの職、どの従者にも強みと弱みがあります。
使い方によって強くも弱くもなります。
強みを活かし、弱みを補い合ったパーティが「強い」のです。
まずは、主人公や従者の特性とスキルを把握して、強みと弱みを知りましょう。
特性とは
職ごとに伸びやすいステータス、伸びにくいステータスがあります。得意不得意もあります。
従者がどんな役割に向いているのか判断するために、職ごとの特性を理解しましょう。
職ごとの特性は以下の記事で触れています。
キャラごとのポテンシャル
パーティ画面で出陣中のアバターをタップするとそのキャラの情報を見ることができます。
出陣中のアバターから開くと以下のような詳細が表示されます。
妨害、支援、攻撃、防御の4つの棒グラフ(以降ステータスバー)はそのキャラのポテンシャルの高さを表します。
妨害は相手に対するマイナス効果(状態異常や減益効果など)、支援は味方に対するプラス効果(増益効果や回復など)の素養の指標です。妨害や支援の内容はスキルによって異なります。
攻撃と防御はバーが長いほど伸びやすく、短いほど伸びにくい素養です。ただし、職ごとの特性が大前提にあるので「その職の中では」と考えた方が良いでしょう。
ステータスバーは出陣中アバターからのみ見ることができる情報です。つまり、獲得済みでないと見ることができません。未獲得で狙うか迷ったときは、獲得済の仲間に聞いてみてはいかがでしょうか。
キャラのスキル
戦闘の流れを決める大きな要素のひとつが、パーティメンバーのスキルです。
パーティの組み合わせとはスキルの組み合わせでもあり、戦い方や育て方を決めるためにも熟読することをオススメします。
スキル詳細は、出陣中アバターや従者図鑑から開く従者詳細に共通して表示されます。
他の従者との組み合わせ方も考えながら読んでみてくださいね。
なお、スキル説明には曖昧な表現や誤訳が散見されます。説明の内容を過信せず手合わせなどで戦闘を観察して、実際の効果を見て裏付けを取ると安心です。
※手合わせのやり方は記事の最後
2.主軸を決める
主人公や従者の特性とスキルを把握したら、パーティの主軸、キーパーソンを決めましょう。
初めてパーティを組むなら、陣容から外せない主人公を主軸にすると良いです。
ある程度育ったパーティ構成を見直すなら、思い入れのある「コイツだけは外せない!」という従者を主軸にしても良いでしょう。ただし、主人公が外せないのは変わらないため、見直し後に使う従者によっては役割が被ってしまい転職や再検討が必要になることもあります。
3.攻撃役、防御役、サポート役の配分を決める
主軸が決まったら、主軸がパーティ内で果たす役割を考えます。
役割は攻撃役、防御役、サポート役の3つです。
攻撃役
相手のパーティの生命値を大きく削り取っていくアタッカー。パーティに2〜3人いることが多いです。相手パーティを削り切ることで勝利となるため、それに充分な火力を確保しましょう。
防御役
相手の攻撃を受け止め、後衛にいる従者を守る壁役。前衛に2人配置することが多いです。後衛に直接ダメージを与えるスキルも存在するため全ての攻撃から守ることはできませんが、硬い壁役がいると攻撃を通しにくく手強いパーティとなるでしょう。
サポート役
減益効果や状態異常などの妨害で相手のペースを崩したり、増益効果や回復などの支援で味方の活躍を支えたりする、戦闘のペースメーカー。サポート役に特化させることもあれば、攻撃役や防御役と兼任させることもあります。
兼任させる場合、本業と副業を決めておくと育てる時に優先順位が明確になって良いですよ。
主軸の特性とスキルを思い出してみてください。どの役割として活躍させたいですか?
主軸の役割を念頭に、各役割を何人ずつ用意するか決めましょう。
4.主軸以外の従者を決める
主軸の役割を決めたら、いよいよ他の役割を果たす従者の選定です。「主軸が役割を存分に発揮するために必要なのはどんな従者か」を前提に、自分の目指す戦い方ができる従者の組み合わせを考えましょう。
以下のような組み合わせを見つけられたら戦略の幅が広がります。
- ある順番で奥義や特技を発動することで大きな効果が得られる
- 奥義や特技を発動することで相手パーティの戦略を崩すことができる
また、味方の奥義や特技によって好ましくない影響を受ける可能性がないかも考えるようにしましょう。もし影響を受けるなら、許容範囲か考えた上でパーティに入れるか検討してください。
もし、従者が揃っていない場合は類似の役割を果たせる従者を代用しつつ、目当ての従者獲得を目指しましょう。
5.布陣を決める
パーティメンバーが決まったら、布陣を決めます。
布陣の基本
布陣は前衛2人、後衛3人に分かれます。
防御役を1・2の前衛に配置し、それ以外を3〜5の後衛に配置するのが基本です。
後衛に直接ダメージを与えるスキルも存在しますが、そういった例外を除き、相手からの攻撃は前衛から受けます。そのため、打たれ強い壁役を前衛に置き、打たれ弱い従者やダメージ量を抑えて長生きさせたい従者を後衛に置く、という考え方です。
布陣と攻撃対象の関係
では、前衛の左右、後衛の左右中央の配置はどのように決めるのでしょうか。
- 攻撃やスキルをどこに当てたいか
- 誰をダメージから守りたいか
これらが判断基準になります。
理由は、布陣によって敵味方の攻撃対象に規則性があるからです。
戦闘が開始すると前衛が通常攻撃を受けます。1ターンの間に受ける攻撃数は前衛左が3回、前衛右が2回です。(スキルによる攻撃を除く)
ダメージ量は攻撃する従者によりますが、前衛左が最も攻撃を受けやすい位置です。
仮に左右バランスよくダメージが入るとしたら、後衛中央がダメージを受けにくい位置となります。
実際はダメージ源が左右いずれかに偏っていることもありますし、前衛の硬さによっても攻撃が後ろに届くまでに要するターン数が変わります。
ちなみに…戦闘における自陣と敵陣は鏡と向き合うように並びます。つまり真正面にいるのが敵陣の同位置に配置されている従者です。
布陣は与ダメと被ダメの戦略の場
前衛の左右にどれくらい硬い防御役を配置するか、後衛の左右中央に攻撃役やサポート役をどのように配置するか。
相手パーティへのダメージの与え方と味方パーティのダメージの受け方両方を決めるのが布陣です。
布陣を考えるときは、攻撃対象の規則を念頭に以下をイメージします。
- 相手からの攻撃をどのように捌くのか。
- 相手を左右どちらから削るのか。
攻撃を受けたり、一定以上生命値が減ったりすることで発動するスキルを活用するために配置を決めることもあります。
自分のパーティはもちろん、相手のパーティの育ち具合や布陣によっても勝ちやすい布陣が変わるため、正解はありません。
謀り力が近く、勝ちづらい相手に勝つことを目標に調整していくことが自分に合った布陣を見つけるコツです。
6.行動順を決める
戦闘は相手パーティと味方パーティの計10人の従者が、敏捷の高い順に行動を繰り返して進行します。行動1回毎に怒り値が溜まり、怒り値が100溜まった後の行動は奥義となります。そして、奥義発動後はまた怒り値溜め直し…の繰り返しです。
ある従者スキルの発動条件を揃えるために他の従者のスキルを活用したり、ある相手従者のスキル効果を防ぐために味方従者のスキルを使ったり、パーティの能力を最大限に引き出すには、それに適した行動順の実現が必須です。
まず、味方パーティ内での行動順を決めます。以下のようなスキル効果に注目し、後から行動する従者が有利に戦える流れを考えましょう。
- 味方に対する増益効果付与
- 相手に対する減益効果(一時的なステータスダウンなど)付与
- 相手に対する状態異常(混乱、気絶などの行動妨害)付与
- 自身の残生命値により効果変動するスキル
- 相手の残生命値により効果変動するスキル
味方パーティ内での行動順が決まったら、次は手合わせしながら相手パーティの従者の動きも考慮して敏捷を調整します。
スキル効果で味方の守りを固めようとしても、そのスキル発動より先に相手が行動を起こしたら意図した結果を得られません。
減益効果や状態異常を付与しようとしても、相手に防がれたら効果が得られません。
相手パーティの従者Aより先に味方パーティの従者Bが行動するようにする、などの基準をつけてパーティの敏捷を上げましょう。
ただし、理想の行動順はあれど、すべての従者の敏捷を相手より早く動けるほど上げるのは困難です。
敏捷を上げるための装備や宝石はゲーム内でも他に比べて高価に設定される貴重品で、無理なく敏捷を上げられるのは従者1〜2人でしょう。
取れる手段は以下の3つです。
- 優先順位を付けて敏捷を上げる
- お金を稼いで運営に貢ぐ
- 石油王を籠絡して運営に貢がせる
自分が賄える範囲を見極めて、「本当はA・Bより早く動かしたかったけど、Bより早くで妥協する」などを判断し、最終的な行動順を決めてください。
従者の能力が輝くパーティを作ろう
それぞれの従者が強みと弱みを持っています。能力を発揮できる組み合わせと行動順を考え、育てることができれば戦闘の楽しみがグッと広がります。
ぜひ、従者一人ひとりの能力と向き合って、自分の目指す戦い方を実現してくださいね。
おまけ: 手合わせをしよう
手合わせとは
対人戦の練習試合のようなものです。
1人に対して1日100回まで実施できます。
実力試し、パーティの動き確認、従者の能力検証など、さまざまな用途で活用できる戦闘で実力を伸ばすために必須の機能なので、積極的に活用しましょう!
手合わせのやり方
1. 手合わせしたい相手のアイコンをタップし、名刺を開く
2. 名刺の社交から「もっと」をタップし、「手合わせ」を選択する
3. 2つの選択肢のうち左側をタップすると戦闘開始
※右側は手合わせの戦闘結果が宮中に公開されます。(名利 松・弐以上)
「裏で私闘」は相手に通知が飛ぶこともないので、遠慮することなく挑めます。
戦闘をよく観察して勝因敗因を探り、より強いパーティに育てるためのヒントにしてくださいね。
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