強いパーティは長所が輝く従者から
強いパーティは構成や布陣がよく考えられているだけではなく、育て方にも工夫がされています。
従者やパーティの強さがステータスを数値に変換した「謀り力」で表されますが、あくまで参考値に過ぎません。
各従者が能力を発揮するために必要なステータスを重点的に伸ばし、強みを最大限に活かしたパーティは手強く、時に謀り力が上の相手にも勝利します。
職ごと、従者ごとの強み弱みを理解し、求める役割をしっかり果たせるようにステータスを上げていきましょう。
ステータスの基本
まずは、各ステータスがどのような効果を持つのか理解しましょう。
攻撃力(ATK)
増益効果や減益効果などの影響なしで相手に与えるダメージ最大値。
防御力(DEF)
増益効果や減益効果などの影響なしでできる相手従者からのダメージ軽減量の最大値。
つまり…
攻撃従者Aと防御従者Bがいるとして、
[Aの攻撃力]-[Bの防御力]=[BがAから受けるダメージ]
※実際は増益減益やスキル効果などで変動します
生命値(HP)
その従者が戦闘不能になるまでに受けられる総ダメージ量。HP(ヒットポイント)
敏捷(AGI)
戦闘の行動順を定める数値。敵味方の従者10名は、敏捷が高い順に行動する。
ちなみに、敵味方全員の行動順1巡が1ターン。
会心率(Crit Rate/Critical Rate)
攻撃で会心(いわゆる「クリティカル」「急所に当たった!」)が出る確率に影響する数値。
根性(Anti-Crit Rate)
相手の攻撃に会心が出る確率を抑える数値。
つまり…
攻撃従者Aと防御従者Bがいるとして、
[Aの会心率]と[Bの根性]の大小によって、Bに対するAの攻撃が会心になる可能性が変動します。
命中率(DEX)
相手に攻撃を当てる確率。状態異常付与の成功率にも影響するとの噂あり。
回避率(EVA)
相手の攻撃を避ける確率。
つまり…
攻撃従者Aと防御従者Bがいるとして、
[Aの命中率]と[Bの回避率]の大小によって、BがAの攻撃を回避する可能性が変動します。
どの従者にとっても基幹となるステータスは攻撃力、防御力、生命値、敏捷です。
攻撃力と防御力は与ダメージと被ダメージの量に直接影響しますし、奥義など1〜2回受けても生き延びられるだけの生命値がなければ従者は活躍する機会を得られません。
パーティの行動順はそのまま戦闘の作戦に繋がるため、敏捷のバランスへの配慮も大切です。
会心率、根性、命中率、回避率も戦闘に影響する数値ですが、確率を上げ下げするものなので最後は運任せになる要素とも言えます。
微調整をするときに優先順位を判断する基準にもなるため、この違いを頭の片隅に置いておきましょう。
役割ごとに重要なステータス
各従者のパーティ内での役割によって必要とされるステータスが異なります。役割を果たすために重要なステータスをより重点的に上げていきましょう。
攻撃役
攻撃力:より多くのダメージを与える
会心率:会心を出して高い攻撃力をさらに活かす
命中率:強い攻撃をより確実に当てる
防御役
防御力:ダメージ量を抑えて強い攻撃に耐える
根性:会心による大ダメージを受ける確率を減らす
回避率:避けることで被ダメージを減らす
生命値:多くのダメージに耐えて生き延びる
サポート役
布陣や詳細な役割によって変動します。
一例として、以下のようなものがあります。
生命値:スキルによる回復量を上げる
命中率:状態異常を付与する確率を上げる
敏捷:特定の従者より早く行動し、増益効果や減益効果、状態異常を付与する
スキルごとに重要なステータス
スキルの参照値を見よう
従者のスキルの多くは自分や相手のステータス、ダメージ量のいずれかを基に効果が決まります。
スキルの説明文を読んで、参照しているステータスを確認しましょう。
- スキルを発動する対象が変わる
- 与えるダメージ量が変わる
自身や味方のステータスを参照する場合、その従者の役割を果たすために必要なステータスであることが多いです。
攻撃行動を伴うスキルの場合、付属効果や役割を念頭にした判断が求められます。
特に薬師、尚食、護衛のスキルには増益効果や減益効果なども付属していることも多く、役割によっては付属効果の方が重要度が高くなることもあるでしょう。その場合、攻撃力より付属効果を活かすためのステータスを優先することもあります。
もし参照する数値が相手従者のものなら、有利に発動できる状況を作るための作戦を練りましょう。
スキル発動のタイミングを考えよう
発動するタイミングによって有利不利や効果の活用度が変わるスキルもあります。
これは自分の従者だけでなく、想定する相手パーティの従者のスキルも念頭に判断すると良いです。
- 相手従者に対策を取られないタイミングに発動しなければいけない
- 後から発動の方がより有効に活用できる
- 特定の従者より早く発動した方が効果を活かせる
スキル発動のタイミングは、敵味方双方の従者の敏捷によって決まります。敏捷の高さを調整して、理想のタイミングでスキルを発動し活かせるようにしましょう。
強みを伸ばして戦いを有利に
たばポケの戦闘は、従者のポテンシャルを引き出すことで謀り力の数値以上のパフォーマンスを発揮することもできるシステムです。従者同士のスキルが噛み合う構成を考え、それに合うステータスを特に重点的に伸ばすことができれば、戦闘の面白みもグッと増します。
他のステータスを全く伸ばさずとも良いというわけではありませんが、ステータス上げも優先順位をつけないと素材が足りなくなるのも事実。能力に合ったステータス上げは要点を押さえた育成の鍵でもあるのです。
工夫を凝らしたパーティを育てられるようになると、作戦がハマって勝てればもちろん嬉しいし、負けてもどのように攻略するか考える楽しみ方もできます。
ぜひ自分のパーティと向き合って、育て方を考えて見てくださいね。
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